赤井春水展

明けた土曜日の昼下がり、いいかげんな理由で銀座の画廊に出かける。
赤井春水展。知人のママ、80ちゃいの日本画家。
コレがまたスゴイ。60ちゃいでまるでグスタフクリムトのような豪華絢爛裸婦を日本画で描く。昨日の戸川、きょうの赤井、日本のばあさんはえげつない。
今回は非常にフツウな水彩の風景画。
でも、なんかわたくしと似た場所を選ぶ。
たとえばロンドンならリージェント。あそこは道が少々曲がっていていつも日陰だ。
サンフランシスコはマーケットではなく、あっち側のひどい坂を転げ落ちるケーブルカー。
聞けば世界のどこより空港が好き、というわたくしと同じようなことをのたまうではないか。ばあさんはついに成田の出発便案内板を日本画にしてまったらしい。