鍋釜鳴らせ!電気消せ!

つけっぱなしのテレビが突然、吉村順三の軽井沢の山荘を映す。有名な小品。新日曜美術館。テラスでババアが弾く無伴奏チェロを聞くジジイの絵であって、残念ながらここでセックス・ピストルズを聞きながら窓から白樺林にテレビを投げるという絵ではない。こうゆうシーンでジジイが揃って襟のないシャツをボタン上まで留めて出てくるようになって20年近いか?あのシャツは大江健三郎とか安藤忠雄だとかがちょっとでも賢く飾るための衣装だろ 糞
それより気になったのが残り15分の美術館ガイド。京都で行われたとかの李禹煥を含む世界中の現代美術家によるパネルディスカッションのテーマがスゴイ。美術は環境破壊になにができるか。嗚呼。むずかしいこと考えるなよ。それよりいさぎよく、かっこいい地球の割り方でも考えてろ。
そういえば911テロ後の戦争反対とか言って、坂本龍一から廻りまわって送られてきたメールを思い出した。今度の日曜の夜8時に電気を消して鍋釜がんがん叩き鳴らせって。本人はやったんか?糞