明るいうちに栃木に着かねばならない 仙山線の旅をあきらめ、昨日食えなかった広瀬通り、はせくら。 ウマイ具あいに蒸されてほっくりふっくりのパティと焦げたドミグラスソースのハンバーグを食い、新幹線に。深夜ホテルのロビーでコンビニおつまみでワインを飲んでいるとひさしぶりに「シルバーシート」をやっていた 古い羽田の映像がホントに古い 笠智衆をはじめとする老人たちはすでに死んでいる 壮年役の鶴田浩二さえ死んでいる でも、この古い羽田のシーンはやはりワシの記憶の中では昨日のことのようだ 
翌日、りょうもう号で浅草へ
せっかくの浅草だから、多から家の天ぷらで旅を〆る

忘れられん食い物にふたつ出合った
ひとつは佐野ラーメン 連れてってくれた有名店が休みで飛び込んだ無名店 そもそも佐野ラーメンなんて、と少々バカにしていたワシがバカだった 青竹打ちと称される、薄く縮れた平麺と鶏と魚の上品なプースーがすばらしい 
もうひとつは足利市駅のコンビニで買った鶏ささみ燻製 なんでこんなもん買うたんやろと思いながら、りょうもう号でビール片手にかじったらこれまた一口目でどえらいうまい
九州ではコンビニで普通に売ってるらしいが、なぜかこんなところにあったので買いますた、とワキー やっぱり九州の食い物はうまい